2023.12.27 | HOW TO

登山用サングラスはなぜ必要?ピッタリなサングラスの選び方を解説

強い紫外線を浴びる登山に出かける際は、目を守るサングラスが必需品といっても過言ではありません。ただ、サングラスのレンズは多彩な色があるうえ、機能面でもさまざまな種類があるため、どれがいいのか迷う人も多いのではないでしょうか。この記事では登山用サングラスを使うメリットと選ぶポイントを中心に、おすすめの商品も紹介します。

登山にサングラスが必要な理由は目を守るため

目は強い紫外線を浴び続けると、角膜に炎症を起こす可能性があります。もちろん平地でも紫外線を浴びることには変わりありませんが、山では日差しが強く、紫外線が強い状態で地上に到達するため注意が必要です。一般的には標高が1000m高くなると、紫外線量は10%増えるといわれています。

UVカットサングラスは、紫外線のダメージから目を守れるアイテムです。紫外線だけにとどまらず、砂埃や強風で飛んでくるものから目をガードするのにも役立ちます。サングラスをかければ眩しさの軽減にもつながるため、目を疲れにくくする効果も期待できます。単なるファッションだと捉えず、目の健康のためにも登山の際はサングラスを使うことをおすすめします。

最適な登山用サングラスとは?選び方のポイントを紹介

では実際に登山用のサングラスを選ぶとき、どのような点に気をつければいいのかポイントを解説していきます。

フィット感・重量・バランスをチェックする

せっかくサングラスをかけていても、その機能を発揮できなければ意味がありません。足場の悪いところも多い登山では足元を見ることが多く、サングラスが顔にフィットしていないとズレてしまうこともよくあります。登山用のサングラスを選ぶときは頭を動かしてもズレないかどうかなど、まずフィット感をチェックしましょう。

日本人ならば日本人の骨格に合うよう作られている国産メーカーや、アジアンフィットのサングラスが適しています。長時間の登山に使うならば、負担にならないことも大事です。耳が痛くならない軽めのものを選びましょう。また、重いものでは鼻の付け根にも負担がかかるため、耳側に重心がくるサングラスを選ぶのもおすすめです。実際に装着したときのかけ心地が快適かどうか確認できる無料フィッティングサービスのあるショップならより安心して選べます。

レンズの持つ機能をチェックする

同じサングラスといっても、レンズの機能まで同じとは限りません。それぞれの特徴を踏まえ、どのようなシチュエーションで登山をするのかも考えて適したタイプを選ぶことがポイントです。登山時によく使用されるレンズの種類は、主に「偏光レンズ」と「調光レンズ」に分けられます。

偏光レンズ

偏光レンズは偏光膜という特殊なフィルターがレンズとレンズの間に挟み込まれているため、強い光の反射をカットするのに優れたレンズです。自然光は通しながら目に有害な紫外線やギラつく反射光はカットし、視界をクリアに保ってくれるメリットがあります。特に照り返しの強い雪山の登山をする際におすすめのレンズです。

偏光レンズの詳細はこちら

調光レンズ

調光レンズは紫外線の弱い室内などでは淡く、屋外では濃くなるというように、紫外線の量に合わせてレンズの色が変化します。シーンを問わず同じサングラスが使えるため便利です。

調光レンズの詳細はこちら

なお、偏光レンズか調光レンズかにかかわらず、レンズを選ぶときはUVカット機能の高さを忘れずチェックしましょう。

レンズカラーごとの特徴から選ぶ

サングラスにはさまざまなカラーバリエーションもあり、見え方が異なります。どのシチュエーションにどのレンズが合うのか、適切なタイプを選ぶことが大切です。レンズ選びの参考になるよう、それぞれのレンズカラーとその特徴について説明します。

ブラウン系カラーのレンズ

ブラウン系カラーのレンズは、青色の光をカットしてくれる特徴があります。眩しさも抑えてくれるため、明暗のコントラストがはっきり見えます。特に岩場の多いルートでは、地面がゴツゴツしている場所も少なくありません。ブラウン系のサングラスは、足元をしっかり確認しながら進まなければならない山道で歩く登山に向いているカラーです。また、ブラウン系は肌の色に近いこともあり、浮きあがって見えません。コーディネートを考えるうえでナチュラルな印象にしたい人にもおすすめです。

グレー系カラーのレンズ

グレー系のカラーレンズは、光を均一にカットしてくれます。裸眼との差もあまりなく、自然な見え方が特徴です。長時間かけていても目が疲れにくく、基本的に朝から夕方まで幅広い時間帯に使えます。多くの人の顔に馴染み、しかもシックな印象を与えてくれるのもグレー系カラーレンズの特徴です。同じグレー系カラーレンズでも、濃いカラーならクールな雰囲気にもなります。定番カラーだということもあり、デザインのラインナップも豊富であることから、特にサングラス初心者の方におすすめです。

ブルー系カラーのレンズ

ブルー系カラーレンズは、人が眩しいと感じる黄色からオレンジ色にかけての色をカットしてくれます。そのため眩しさを和らげるとともに、コントラストも抑えてくれるメリットがあるカラーです。清涼感のあるブルーの色で視界も青みがかって見え、体感温度を下げる効果も期待できます。見た目にもクールな印象を与えられるため、特に夏登山で使うのにおすすめです。

グリーン系カラーのレンズ

グリーン系は眩しさをカットしてくれるのはもちろん、木漏れ日のちらつきも抑えてくれる目に優しい色のレンズです。グレー系カラーレンズと同じように裸眼との差異が少なく、自然な見え方も特徴です。特に緑をきれいに見せてくれるため、登山をしながら周囲の緑を楽しみたい人に向いています。見た目にも優しい雰囲気を醸し出してくれるカラーレンズです。

登山にも普段使いにも!OWNDAYSのおすすめサングラス

ここからは具体的におすすめのサングラスをOWNDAYSのラインナップから紹介します。登山で使うサングラス選びの参考にしてください。

アジアンフィットでズレにくい!「SUN2101T-2S」

SUN2101T-2S

SUN2101T-2S ¥8,000税込

「SUN2101T-2S」はスクエア型のスポーツタイプで、着用するシーンを選びません。コーデの際も、さまざまなスタイルに合わせやすいでしょう。樹脂素材を使っているため軽量で、かけ心地も快適です。それでいて内側にはラバー素材を施しているため、激しい動きをしたときの振動によるズレを防ぐこともできます。鼻パッドは日本人の顔にも馴染みやすいアジアンパッドが採用され、微妙な調整も可能です。レンズカラーはブラック、グレー、ネイビーの3色あり、紫外線透過率は1.0%以下です。

普段使いにも!軽量サングラス「SUN2093T-2S」

SUN2100T-2S

SUN2093T-2S ¥6,000税込

「SUN2093T-2S」は丸型の定番フレームと言われるボストン形状です。樹脂素材で軽量ながらアクティブな動きでもズレにくく、スポーツシーン以外の普段使いにもおすすめです。カラーはブラウンデミ、パープル、ベージュの3色のラインナップがあります。紫外線透過率は1.0%以下、可視光線透過率はブラウンデミ 34%、ベージュ 35%、最も高いネイビーで39%です。

登山用サングラスはメンテナンスの手厚いショップで購入しよう

サングラスを選ぶ際、フィット感はもちろん、レンズの機能や色もポイントになります。長く使い続けるためには、適切なメンテナンスも必要です。OWNDAYSではフィッティングや、クリーニングなどのメンテナンスを無料で行っております。プレゼントに最適なLINEやEメール、SNSなどで送れるデジタルギフトチケットもご用意しております。サングラスを購入したい、またはプレゼントしたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

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