2021.09.06 | HOW TO

自分に似合うメガネを使いたい!大きいサイズの選び方を紹介!

顔の形や大きさは人それぞれ違います。顔の形に合わせて、それぞれ似合うサイズのメガネが異なるのは当然と言えるでしょう。この記事では、大きいサイズのメガネの選び方について紹介します。選ぶ際の細かいポイントや、サイズ表記の意味、顔の形にあったフレームについて解説します。自分の顔に合ったメガネを選ぶ参考にしてみてはいかがでしょうか。

大きいサイズのメガネは少ない!?

顔のサイズに合わせて、デザイン的、寸法的にフィットするメガネは変わります。大きい顔の人であれば、当然大きいメガネが似合いやすいといえます。ところが、一般的なメガネ店に行ってみると、大きいサイズのメガネはあまり見つかりません。そのため、顔が大きい人の中には、顔のサイズに合わせるためデザインへのこだわりを捨てたり、しかたなく小さいサイズのメガネから好きなデザインを選んだりする人も多いでしょう。小さめのメガネを無理やり使うことで、こめかみに圧迫感を覚えたという人もいます。

こういった、大きいメガネを求める人の声に基づいて発足したのが、「大きいメガネ研究会」です。大きいメガネ研究会のメンバーは、全国のメガネ店勤務者の有志です。研究会の活動は、ただ大きいサイズのメガネを用意するだけではありません。メガネのデザイン性にもこだわりをもって作っています。かつては大きいメガネというと、レンズが縦横に大きくフォーマルな印象を与えるものが多かったのですが、研究会ではカジュアルさを意識したデザインを多く生み出しています。こうした研究会の取り組みなどもあり、大きいサイズのメガネはしだいに種類が増えつつあるといってよいでしょう。

大きいサイズのメガネの選び方4選!

大きいサイズのメガネの選び方を4つ紹介します。自分の顔の形やパーツを意識して、似合うメガネを選びましょう。

選び方1:顔に合う幅を選ぶ

顔の幅と同じか、やや狭めのフレームを選ぶとバランスよく見えます。

顔に合う幅を選びましょう。自分の顔の横幅と同じ幅がベストです。試着をして、フレームを含めた全体の横幅が顔と同じくらいであるかを確認しましょう。自分の顔の横幅を測っておき、同じフレームの幅のものを選ぶと、計測値に基づいて客観的なメガネ選びがしやすくなります。顔の幅にフィットしないメガネをかけていると、見る人に違和感を与えやすくなります。

メガネの幅が顔に対して狭ければ、顔がはみ出ているように見えて大顔に見えてしまいます。少しでも小顔に見せたい人は、顔にあった幅のメガネを選ぶことが重要といえます。無理やり窮屈な幅を選ぶと、こめかみの圧迫感など、かけ心地もよくありません。また、メガネの幅が顔に対して大きければ、間延びして見えるでしょう。どこかしまりがなく見えるおそれがあります。

選び方2:目に合う高さを選ぶ

瞳がレンズの縦中心よりやや上・横中心より内側にくるフレームを選ぶとバランスよく見えます。

メガネのレンズの縦横の中心を黒目の位置に合わせるようにすると、しっくり見えます。縦の位置を合わせるにはフレームの形を意識するだけだと十分ではありません。メガネがずれ落ちてくると、目の高さがレンズに対して上のほうにズレ、少々たよりなさげな印象になることでしょう。鼻パッドがついているメガネを選び、ズレを抑える必要があります。また、鼻に対してブリッジサイズが狭いメガネを選んでしまうと、メガネの位置が上に寄りがちです。目の高さにレンズを合わせるにはブリッジサイズが適切なメガネを選ぶとよいでしょう。

横の位置も見ていきましょう。黒目と黒目の距離が長い場合は、フレーム幅、ブリッジ幅ともに広めのものがおすすめです。反対に、目が顔の中心に寄っているという人は、ただ横幅が大きいメガネを選ぶと、レンズの中心と黒目の位置がずれてしまいます。レンズの横、それぞれ外側の「ヨロイ」という部分が張り出したものを選べば、顔のサイズにメガネがフィットするとともに、黒目の位置も合わせやすくなるので試してみましょう。なお、顔を全体的にすっきり見せるためには、レンズの横幅が顔の長さの3分の1程度になるようなものを選ぶと効果的です。

選び方3:テンプルの長さを選ぶ

耳にかけるつるの部分「テンプル」が食い込んできつかったりといった違和感がないものを選びます。

メガネを顔にフィットさせるのに重要なのが、耳にかけるテンプルです。テンプルは、「つる」という意味をもちます。テンプルのカーブの部分が耳にフィットしていないと、つるのようにしっかりメガネが顔に固定されません。試着の際は顔を見るだけでなく、耳周りの部分も確認しておきましょう。耳の後ろ部分が浮きすぎていないものを選びます。また、テンプルが食い込んでいたりきつかったりといった違和感がないものを選ぶのも重要です。短い試着時間では問題がなくても、長時間かけるうちにテンプルの調整不足から頭痛を感じることもあるので注意しましょう。

選び方4:素材と構造を選ぶ

顔にフィットしやすいメガネを選ぶには、メガネのフレームの素材にもこだわりましょう。顔の形に調整しやすい素材として、チタンやステンレス、アセテートなどの素材がおすすめです。βチタンや形状記憶合金でも調整しやすいのでメガネの素材を確認してみましょう。ほかにも、べっ甲や木といったナチュラルな素材などがありますが、丁寧なお手入れが必要な場合があることに気をつけねばなりません。また、リーズナブルなメガネの中には、フィット感を調整するのが難しいものもあります。安いからといってすぐに買ってしまわず、必ずかけ心地を確認してください。

構造面では、耐久性の高さが期待できるバネ蝶番や逆R型ヒンジを使用した構造がおすすめです。バネ蝶番はフレームとテンプルをつなぐ蝶番にバネを組み込んだもので、逆R型ヒンジとは、バネ蝶番の近くにある金属製の部品です。いずれもフレームを広がりにくくする目的があり、テンプルを広げた際の負荷を軽減してくれます。

メガネのサイズ表記を読んでみよう!

メガネのサイズ表記は、テンプルの内側をみれば確認できます。メガネのサイズを表現する方法は国際表記で決まっているので、どのメガネのサイズも同じルールに従ってmm表示で記されています。たとえば、「53□20-145○45.0」といった表記を例に出して説明します。この場合、左からレンズ横幅(53mm)、ブリッジ幅(20mm)、テンプルの長さ(145mm)、レンズの縦幅(45.0mm)を意味しています。

テンプル(つるの部分)の内側左右どちらかにメガネのサイズが表記されています。

なお、レンズ横幅を2倍にし、ブリッジ幅を足したものがフレームの横幅となります。顔とフレームの横幅を合わせたいときは、フレームの横幅を算出します。大きいメガネの中には、レンズ幅が60mmを超えるものもあります。

顔の形別!似合いやすいフレームとは?

顔の形によっても、似合いやすいフレームが変わってきます。自分の顔の特徴を打ち消してくれるフレームを選ぶと、バランスよく見えるようになります。たとえば丸顔タイプならば、ウェリントンやスクエアといった角のあるフレームを選びましょう。丸と四角といった対照的な形を合わせることでしっくり見えやすくなります。次に、逆三角形タイプならば、横長の楕円形のオーバルタイプのフレームがよいでしょう。シャープな印象をもたれることが多いこのタイプの顔には、細身のフレームが似合います。太めのフレームを選ぶとメガネが主張しすぎるかもしれません。四角タイプならば、オーバルやラウンド、ボストンといった丸みを帯びたフレームがしっくりきます。抜け感があるハーフリムタイプもよいでしょう。面長タイプならば、縦方向の長さを隠してくれるようにウェリントンやボストンなどといった天地幅が広いフレームがおすすめです。このように、いろいろな顔の形がありますが、たまご型は基本的にどのようなフレームでも似合いやすいとされています。どの顔の形の人も、試着しつつ自分に似合うフレームを選びましょう。

丸顔タイプ

ウェリントン
スクエア
丸顔の人におすすめのフレームはこちら

四角タイプ

ラウンド
ボストン
四角顔の人におすすめのフレームはこちら

面長タイプ

ウェリントン
ボストン
面長顔の人におすすめのフレームはこちら

自分に合ったメガネを見つけよう!

一人ひとり、それぞれに似合うメガネはまったく異なります。自分の顔の特徴を見極め、サイズやフレームの形にこだわって、より似合うメガネを探してみましょう。顔のサイズや形、パーツの位置などを把握するのが、メガネ選びのポイントです。OWNDAYSでは、さまざまなデザインのメガネを豊富に取り扱っています。手頃な値段も魅力なので、自分に合うメガネを探してみてはいかがでしょうか。

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