2020.08.19 | HOW TO

メガネの度数ってどんな特徴があるの?度数に慣れないときの対処法

これからメガネを選ぼうとしている人の中にはメガネの度数について知りたい人も多いでしょう。度数とは、視力を矯正する力とその数値のことです。メガネを必要とする人たちが視力を1.0にしようとする場合、眼の悪い人ほど数値の大きいメガネをかけなければなりません。度数を決めなければメガネを購入することはできないので、この記事ではメガネの度数についてお伝えします。

メガネの度数の表記とは?

眼科やメガネ店によって表記が異なる可能性はありますが、基本的に度数表記は瞳孔間距離(PD)、球面度数(SPH)、円柱度数(CYL)、円柱軸(AXIS)で表記されます。メガネの処方箋に度数が「S-○○D C-○○D AX○○」と表記されているのを見たことがあるでしょう。球面度数とは、近視(-、凹)または遠視(+、凸)の度数です。たとえばSPH-1.00と書かれていたならば近視、凸2.00と書かれていたなら遠視を示しており、数値が大きくなるほどより強い矯正が必要です。近用度数は、近用またはreadingと表記されることもあり、一方、遠用度数は遠用またはdistanceと表記されることもあります。

瞳孔間距離(PD)は、右の瞳孔から左の瞳孔までの距離のことで、日本の成人男性の平均瞳孔間距離は64ミリ、女性の平均は60ミリと言われています。レンズの真ん中付近にきちんと瞳孔が来るように合わせることで、メガネをかけたときの印象がより自然なものになります。円柱度数(CYL)は、乱視度数の強さを表します。多くの場合-で表記され、数値が大きくなるほどより強い矯正が必要であることを示しています。-0.75以下の弱い乱視の人であれば近視用・遠視用のメガネを装着することである程度補正されるため、乱視の矯正は不要であることも珍しくありません。

円柱軸(AXIS)は、乱視の方向・乱視の角度を表し、直乱視は180度、倒乱視は90度、斜乱視は45度または135度付近の数値で示されます。乱視度数が入らない場合は円柱度数(CYL)・円柱軸(AXIS)の欄は空欄となります。処方箋に表記されている「D(ディオプター)」は、レンズの持っている屈折度を示し、どの程度の距離にピントを合わせるかを決めます。

メガネの度数のポイントを知ろう!

メガネ選びの際に参考となるメガネの度数のポイントをご紹介します。度数の合わないメガネをかけると頭痛や吐き気など身体の不調を伴うこともあるため注意が必要です。

メガネにおける度数の特徴

メガネのフレームを選ぶときには、メガネの度数の特徴を把握しておきましょう。メガネの度数は基本的にレンズの厚さに比例するので、度数が強くなるほどレンズは厚くなります。レンズの厚みが気になる場合の対策としては、レンズを薄型にする方法以外に、フレームの小さいものを選ぶ方法があります。

メガネの度数検査は原則的には、眼科医のもとで行います。もっとも、眼科で視力測定をすると診察料が2000円~3000円程度必要ですが、メガネ屋で視力測定をする場合、無料で行えることがほとんどです。メガネ屋の視力測定でも裸眼の視力のみならず両目の視力バランスや目の位置までしっかり測定していることが多いので、眼病の恐れがあるなど特別な場合を除き、眼科の処方箋をもらわずにメガネ屋に行っても問題ありません。メガネとコンタクトの度数は同じだと考えている人がいるかもしれません。しかし、実際には角膜に密着するコンタクトと異なり、メガネの場合はレンズと角膜に距離があるので、同じ視力矯正をした場合メガネのほうがコンタクトレンズよりも度数は強くなる傾向にあります。

もっとも、近視の強い人や家でしかメガネをかけない人の場合、コンタクトよりもメガネの度数を小さくしたほうがよいこともあります。度数の強いメガネで近くを見ようとすると、眼の筋肉を収縮させてピントを合わせなければならないので、眼の負担が大きくなりかねないのです。メガネを購入するときには、遠くがしっかりくっきり見えるレンズが必ずしも自分の目に合っているわけではないことを覚えておきましょう。

メガネの度数が合っていないときはどのような症状がある?

度数の合っていないメガネをかけたからといって、直ちに近視、遠視、乱視、老眼の程度が進むわけではありません。しかし、メガネの度数は強すぎても弱すぎても目に負担をかけてしまいかねません。もし必要以上に度数が弱すぎれば物を見にくいと感じるでしょうし、何かを見ようとして目を細めてしまうでしょう。目を細めることでレンズに入る光の量を調整して遠くのものにピントを合わせることができるのです。しかし、目を細めればその分目に負担をかけます。逆に必要以上に度数が強すぎれば、近くのものを見るときに圧迫感があるかもしれません。

また、五感の1つである視力が正常に機能していなければ、脳が正常な判断を下すことができず、ストレスを感じます。このストレスが頭痛や肩こり、胃炎や嘔吐などさまざまな不調を引き起こしかねません。疲れ目は頭がぼんやりする等思考停止の原因にもなります。

夜間に車を運転することの多い人であれば1.2以上の視力が望ましいとされますが、日常生活を送るうえでは1.0見えていればほとんど支障を感じないはずです。

若い人であればある程度強い度数にしてもメガネをかけたまま近くを見る際にピントを合わせることができます。しかし、年を取ると次第にピントを調整する力が弱くなっていくので、1.0よりも度数を弱めて疲れ目を予防したほうが良い場合もあります。視力測定時の赤と緑の二重丸を見る検査で度数が強すぎないかを調べてもらいましょう。

メガネの度数に慣れないときの対処法

視力測定をして新しいメガネを購入したのに、メガネの度数が合わないと感じることがあるかもしれません。メガネの度数に慣れるには5~7日かかると言われています。ですから、メガネをかけたときに頭痛がするなど不調を感じるケースを除いて、ひとまず様子を見てみるのが良いでしょう。5~7日以上かけてみても度数に違和感がある場合は、メガネを購入した店舗へ相談に行きましょう。保証期間内であれば無料でレンズを交換してもらえます。

度数の合ったメガネを選ぶようにしよう

自分の目に合わないメガネをかけると、疲れ目や眼精疲労になって、吐き気や頭痛などさまざまな不調を引き起こすことがあります。目の健康を維持するために度数のあったメガネを選ぶようにしましょう。普段かけていたメガネの視力が合わなくなったと感じるのであれば、眼科またはメガネ屋に行って視力測定をすることをおすすめします。

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