2023.01.31 | HOW TO

野球用サングラスに期待される役割とは?選び方のポイントも紹介

サングラスは、日常生活での目の保護やファッションアイテムとしても多く使用されていますが、プロ野球の試合で選手が着用している姿を見たことがある人も多いことでしょう。プロ野球の選手が着用している野球用サングラスには日常生活で使用するのと同様、目の健康を守ることの他にもさまざまな役割があります。そこで、この記事では、野球用サングラスの着用で期待できる役割や選び方について紹介します。

野球用サングラスの役割

ここでは、野球用サングラスの主な役割を3つ紹介します。

紫外線から目を守る

野球はルールに従って作られたフィールドがあれば屋内外問わずにできるスポーツですが、実際には屋外でプレーする機会も多いでしょう。野球を屋外でプレーする場合、紫外線の影響を直接受けるため気を付けなければなりません。長い時間紫外線を受けると、目も肌と同じようにダメージを受けるからです。角膜に紫外線が当たることで角膜炎になったり、目にさまざまな障害が発生したりする恐れもあります。

目が病気や障害を被ると正常なプレーができなくなる可能性もあり、健康な状態を維持しながら野球のプレーを続けるためには目の保護は欠かせません。サングラスをかけていれば、屋外でプレーしても、強い紫外線から目を守れます。紫外線は日焼け止めを体に塗っていても目から侵入するため、肌の日焼けを避けたい人もサングラスは有効です。

外部からの衝撃や砂埃から目を守る

屋外でのプレーは天候の影響を直に受けます。また、野球のグラウンドは芝と併せて土も使用されているため、試合中であっても強風が吹けば砂埃が舞い上がることは避けられません。さらに、砂埃はクロスプレーが生じたときにも舞いやすくなります。砂埃が舞い上がり目に入れば、選手にとってはプレーに支障をきたす命とりとなりかねません。異物の侵入で目をしっかり開けなくなると、バッターであればボールをしっかり目で追えなくなる可能性があるからです。

一方、ピッチャーはボールを投げる先が見えなくなり、制球が定まらなくなる恐れもあります。このような試合中の砂埃や衝撃から目を守り、安全なプレーを行いたい場合にサングラスの着用は有効です。

まぶしさをカットしボールが見やすくなる

サングラスは太陽が輝く晴れた日の昼間の試合でも活躍が期待できます。サングラスにはまぶしさを遮断する働きもあるからです。野球の試合中、太陽の方向にフライが上がりボールと太陽の位置が近づいたとき、サングラスをかけていればボールの方向を肉眼でしっかりキャッチできます。また、ボールを追う目線の先に太陽がある状況で守備を行っていた場合にも、太陽の光がまぶしくて肉眼でボールを追えなくなり、エラーを招いてしまうような事態を防ぐことが可能です。

さらに、グランドの照り返しによるまぶしさが捕球の妨げとなることも避けられます。このように、エラーを防げるさまざまなメリットが期待できることから、確実なプレーを行いたいならサングラスをかけることは大切です。

野球用サングラスの選び方

野球の試合中におけるサングラスの活躍の高さから実際に使用したいと思っても、数あるサングラスのなかからどの商品を選べばよいのか迷うこともあるでしょう。そこで、ここでは、野球用サングラスの選び方を具体的に紹介します。

紫外線透過率が1%以下

野球など屋外で行うスポーツでは長時間太陽のもとでプレーするため、紫外線を長く受け続けることになります。しかし、紫外線は細胞にダメージを与え、眼精疲労や白内障の原因にもなり得るもので、できる限り受けないようにすることが大切です。そのため、サングラス選びの際には、紫外線がレンズをどれくらい通り抜けるかを表す「紫外線透過率」をチェックしておく必要があります。また、併せて紫外線カット率が高いものであるかも確認しておきましょう。

紫外線カット率は商品によって変わるため、より紫外線カット率が高い、できる限り目に優しいタイプのものを選ぶことが大事です。目安としては、紫外線透過率が1%以下、紫外線カット率が99%以上のサングラスを選ぶとよいでしょう。

可視光線透過率は10~30%

紫外線を通す割合だけではなくレンズが光を通す割合を示した「可視光線透過率」にも注目するとよいでしょう。可視光線透過率は数値が低くなるほど暗く見え、太陽光のまぶしさも抑えられます。ただし、まぶしさを抑えるための使用であっても、可視光線透過率は低ければ低いほどよいというわけではありません。透過率が高いと明るくてサングラス効果が薄れますが、反対に低過ぎると暗く見えるため速いボールを目で捉えにくくなります。

そのため、野球の際に使用するサングラスの可視光線透過率として適しているのは、高過ぎず低過ぎずの15~30%です。この程度なら、晴天のときにまぶしさを多少感じる場合はあるものの、通常は視界が安定するためボールなどの敏捷な動きも目でしっかり追えます。ちなみに、日本のプロ野球選手は可視光線透過率23%のレンズを好む人が多い傾向があります。

フィット感

野球のプレー中は体を激しく動かす機会が多いため、落ちたりずれたりしにくい、顔にしっかりフィットするサングラスを選ぶこともポイントです。装着中にサングラスがぐらぐら揺れたり、正常な位置からずれてしまったりすると集中力が低下し、プレー中に十分な力を発揮できなくなる可能性があります。ただし、ずれないようにとフィット感が過剰に強いものを使用することは逆効果です。フィット感が必要以上に強いものはずれない安心感はあっても、長時間の装着によりこめかみのあたりに痛みが生じてかけていることがつらくなることがあります。

また、サングラスが重いとノーズパット周辺に負担がかかり、疲労がたまりやすくなるため要注意です。長時間の使用でもかけていることに負担を感じない適度なフィット感を持ったサングラスを選ぶことが重要となります。ちなみに、一般的な日本人に適しているのは、フレーム巾が広めに作られたアジアンフィットというモデルのサングラスです。

耐久性

目を守るためのものが目を危険にさらす存在になっては意味がないため、サングラスは簡単に割れたり壊れたりしないものを選ぶことが大事です。野球の試合ではボールが思わぬ方向に飛んできたり、他の選手と強い当たりで衝突したりする場面もあります。強度が弱いサングラスを使用していると、デッドボールやクロスプレーなどのアクシデントがあった際に、レンズやフレームが破損してケガを引き起こしかねません。そのため、突然のアクシデントがあっても目をしっかり守れる強度や耐久性が高いレンズとフレームを使ったサングラスを使用することが重要です。

さらに、鼻を挟むように設置されているノーズパットがクッション性のあるゴム製のものだと、より一層安心して使えます。クロスプレーで顔面タッチをされた際に、タッチ時の重みでケガをするリスクを軽減できるからです。

少年野球や高校野球でもサングラス着用可

サングラスはプロの世界だけで着用が認められているものではありません。2000年からは高校野球の公式試合でも認められています。ただし、着用できるのは、黒や紺など派手さを感じさせない色のフレームが使用されたタイプのみです。また、ファッション性は求めず実用性を重んじる考えなどから、ミラーレンズの使用も認められていません。

加えて、フレーム内にメーカー名が収まっていなければならないという決まりもあります。これは、使用者が学生であるため、着用している姿が企業の宣伝として利用されないようにするための配慮です。

一方、少年野球でも2017年からサングラスが着用できるようになりました。ただし、実際の着用の可不可は所属チームの判断次第です。なかにはサングラスの使用を禁止しているチームもあるため、購入する場合には事前に監督やコーチに確認しておくほうが安心でしょう。

おすすめの野球用サングラス

ここまでで紹介した野球用サングラスの選び方のポイントなどにもあう、おすすめのサングラスが「WM2002T-0S」です。

WM2002T-0S

WM2002T-0S ¥13,200税込

浜田寿人氏と堀江貴文氏からなる「WAGYUMAFIA」とOWNDAYSのコラボモデルで、シンプルかつベーシックなサングラスのため高校生も含めて年齢性別問わず幅広い人が利用しやすくなっています。加えて、素材や生地の厚みなど細部までこだわりを持って作った機能性の高いサングラスである点もポイントです。コラボモデルにはノーマルタイプとスポーツタイプがあり、スポーツタイプの「WM2002T-0S」は軽量で透明感のあるTR90素材が使用されていて、長時間の使用でも負担を感じにくくなっています。

さらに、ラバーチップとラバーパッドが採用されていてずれにくくなっている点も、アクティブに動く野球での使用に向いている理由です。加えて、反射光をカットする偏光レンズと紫外線対策となるUVカット仕様にもなっていて、気になる光のまぶしさや紫外線への対策もできます。

集中してプレーに臨める野球用サングラス

より安全に野球を行うためには紫外線や砂埃、ボールや他の選手との接触などで受ける衝撃などから目を守る対策を取っておくことが必要です。野球用サングラスをかければ、目を守れるだけではなく、まぶしさを軽減することでエラーやピッチャーのコントロールミスを防ぐ対策にもなります。OWNDAYSではデジタルギフトチケットがあり、野球用サングラスも購入できます。野球好きの人にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

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