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2022.11.15 | HOW TO

眼鏡の作成に処方箋は必要?眼科医の診察が必要な場合や処方箋の見方を紹介

眼鏡を作るとき、先に病院を受診して処方箋を用意したほうが良いのか気になっている人もいるでしょう。眼鏡店でもきちんと計測して眼鏡を作成するため、処方箋は必ずしも必要なものではありません。とはいえ、場合によっては眼科医を受診したほうが良いケースもあります。そこで、この記事では眼科医の診察を受けるべきケースや処方箋の見方について解説します。

眼鏡を作る際に眼科の処方箋は必要か

眼鏡の処方箋には、目の状態に合った眼鏡を作るために必要な度数が記されています。度数は視力とは別のものです。処方箋を見れば、「自分は強い近視だ」「弱い遠視に乱視が入っている」といったことが分かります。ただし、眼鏡店で眼鏡を作る場合、必ずしも眼科医の処方箋はいりません。なぜなら、眼鏡店の店頭には測定のための機械が置いてあり、その場で必要なデータを計測できるからです。店頭で計測したデータがあれば、眼科の処方箋なしでも眼鏡は作成できます。

特に、視力が安定していて急に変動することがないと思われる成人であれば、わざわざ眼科を受診する必要はありません。また、すでによく見える眼鏡を持っている人がおしゃれや予備として2〜3本目を作るといったケースも処方箋は不要です。まっすぐ店舗に行って必要なデータを測ってもらい、眼鏡を作成すると良いでしょう。

眼科の処方箋をもらったほうが良い人

基本的に、処方箋がなくても眼鏡は作れるものの、先に眼科医を受診して処方箋を作成したほうが良いケースもいくつかあります。

お子様の場合

たとえば、お子様が就学時検診を受けて視力不良と診断されたケースです。幼い子どもの視力不良は、近視以外にもたくさんの原因が考えられます。遠視や不同視、斜視などであれば、眼科医で特殊な薬を使った検査を受ける必要があります。

また、子どもが学校検診を受けて視力が急に落ちたことが判明した場合も、眼科を受診しましょう。なぜなら、子どもの視力が急に落ちた場合は、近くを見ようとして目のピントを調節する筋肉(毛様体筋)が常に緊張しているために近視状態になっていることがあるからです。これを調節緊張症といいます。調節緊張症であれば、点眼などで調節を緩める処置をすれば視力が戻る場合があり、眼鏡は不要です。ただし、眼鏡店では調節緊張症かどうかを診断することはできません。眼科で調節を取る目薬を差して、視力測定をする必要があります。

大人の場合

乱視がひどくなった場合や老眼が進んで眼鏡が合わなくなった場合は、眼科を受診することが望ましいでしょう。なぜなら、別の病気が隠れている恐れがあるからです。特に、眼鏡を何度作ってもすぐに度数が合わなくなるといったケースでは、受診したほうが良いでしょう。

初めて眼鏡を作る場合も、先に眼科を受診して処方箋をもらうのがおすすめです。目の異常や眼病が隠れていないかを確認しておきましょう。目に異常があることに気付かず、適切な対処をしないまま眼鏡店を訪れても、最適な眼鏡が作れない可能性があります。

眼鏡の処方箋の見方

眼鏡の処方箋は公的に決まった書式がないため、眼科医によって形式は異なります。内容は共通していますが、見慣れない用語や記号が書かれているので意味が読み取れない人も多いでしょう。処方箋の見方が分かれば、自分が近視なのか老眼なのか、乱視が入っているのかなど目の状態を把握できます。仮に理解できなくても問題はありませんが、自分の目の状態を知るためにも、処方箋に書かれている用語や記号の意味を知っておくと良いでしょう。

処方箋のイメージです。

1遠用(FOR DISTANCE)

遠くを見るときに必要な度数です。近視・遠視・乱視の人が、普段使いや運転用の眼鏡を作成する場合、遠用の欄に数値が記載されます。

2近用(FOR READING)

近くを見るために必要な度数です。老眼(老視)の人の眼鏡や、パソコン・読書など手元作業用の眼鏡を作成する場合、近用の欄に数値が記載されます。

3球面度数(SPH/S)

「SPH」・「S」と表記されていることもあります。視力の矯正によって近視と遠視に分かれています。近視の場合は、矯正数値の前に「-」「凹」、遠視の場合は、矯正数値の前に「+」「凸」が表記されます。用途が近用の場合でも「-」「+」があります。度数単位は「D(ディオプトリー)」と表記されます。

4円柱度数(CYL/C)

「CYL」・「C」と表記されていることもあります。この数値で乱視の度合いがわかります。数値の前に「-」「凹」、「+」「凸」がつき、数値が大きくなるほど度が強くなります。乱視の矯正が必要ない場合は記載されません。度数単位は「D(ディオプトリー)」と表記されます。

5乱視軸(AXIS/AX)

「AXIS」・「AX」・「円柱軸」と表記されることもあります。乱視の傾きを表しているので、必ず円柱度数とセットで記載され、「0°〜180°」の角度で表記されます。乱視の矯正が必要ない場合は記載されません。

6加入度数(ADD)

遠近両用眼鏡を作る場合は、この欄に数値が記載されます。「遠くを見るための度数(遠用)」と「近くを見るための度数(近用)」の差を表しています。遠用度数に対し、度数をいくら加入して近用度数にするかを表す数値のため、前に「+」がついていなくても必ずプラスの数値です。一般に、+0.75~+3.00の範囲で収まります。また、通常は両眼とも同じ数値です。

7プリズム(PRISM/P)

「PRISM」・「P」と表記されることもあります。斜視などの矯正が必要な場合、このプリズムの欄に数値が記載されます。単位は△(プリズムディオプトリ)です。

8基底(BASE/B)

「BASE」・「B」と表記されることもあります。プリズムの矯正方向を表しているので、必ずプリズムとセットで記載され、IN(内方)・OUT(外方)・UP(上方)・DOWN(下方)または、0~360度の角度で表記されることもあります。

9瞳孔間距離(PD)

「PD」・「P.D.」と表記されることもあります。顔の中心線から左右の瞳の中心までの距離を表しています。左右で距離が違う場合は別々に表記され、同じ場合は合算されることもあります。たとえば、左右どちらも顔の中心線からの距離が30mmだった場合は、60mmと表記されます。なお、PDの平均値は、男性64mm・女性60mmです。度が強い場合や乱視がある場合、PDの数値がずれてしまうと見えづらくなります。初めて眼鏡を作る場合は、眼科や眼鏡店で慎重に測ってもらいましょう。

自分の目に合う眼鏡を作るために処方箋があると便利

眼鏡は、基本的に処方箋がなくても作れます。とはいえ、初めて作る場合や子どもの場合は眼科で処方箋を作成してもらうほうが安心でしょう。OWNDAYSなら、度数が分からなくても購入できるサービスがあります。オンラインストアで「レンズ交換チケット」を選択し、フレームを購入しましょう。保証書持参で店舗に行けば、お店で視力測定をして最適な度数の眼鏡を作成します。度数が分からなくても購入できるので、プレゼントとしてもおすすめです。

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