2022.11.15 | HOW TO

サングラスの寿命とは?寿命かどうかの見分け方や長持ちさせる方法を紹介!

サングラスはおしゃれなだけではなく、目を健康に保つためにも役立つアイテムです。ただ、デザインが気に入っているなどの理由から、同じサングラスを何年も使い続けている人もいるでしょう。実は、サングラスのUVカット効果には寿命があります。効果は永遠に続くわけではないため、サングラスを使う際は寿命を意識することが大切です。そこで、この記事ではサングラスの寿命や長持ちさせるための方法を紹介します。

サングラスの寿命はどのくらい?

サングラスは壊れない限り、買い替えのタイミングが難しく思えるものです。しかし、紫外線対策の観点からすると、ある程度買い替えるタイミングの目安があります。サングラスのUVカット方法は大きく分けると、主に「素材の表面にUVカット加工をするタイプ」と「UVカット効果のある素材を使ったタイプ」の2種類です。

このどちらのタイプであっても、UVカット効果の寿命は約5年だとされています。基本的にUVカットの効果は年々減少するといわれています。したがって、丁寧に使っているものでも、5年くらいを寿命の目安だと捉え、買い替えを検討することがおすすめです。なお、寿命はサングラスの扱い方や状態によっても変わってくるもの。サングラスに傷が付いていたり、保管方法が良くなかったりする場合は、5年よりも早い段階で寿命が来ることも考えられます。

寿命を過ぎたサングラスを使っても大丈夫?

所持しているサングラスの寿命が過ぎているものの、「まだ使えるし問題ないだろう」と考える人もいるかもしれません。実際のところ、寿命を過ぎたサングラスは使っても大丈夫なのでしょうか。結論からいうと、寿命を過ぎたサングラスの使用は避けたほうが無難です。なぜなら、寿命の過ぎたサングラスをかけると、目が紫外線にさらされるリスクが高まるためです。

特に、レンズの色が濃いサングラスの使用には注意しましょう。人間は暗い場所で目の瞳孔が開くようになっています。これは瞳孔を開くことによって、より多くの光を取り入れようとするためです。そのため、寿命を過ぎたサングラスをかけると、より多くの紫外線が目に入ってしまう原因につながります。UVカット効果の寿命が切れたサングラスでは、紫外線を受け止めることができません。この場合、サングラスをしていない場合よりも、目に対する紫外線リスクが大きくなるため注意しましょう。

サングラスを長持ちさせる使用方法

サングラスを長持ちさせるためには、日頃から適切な使用方法を意識することが重要になります。具体的にどのようなポイントを意識すれば良いのか、長持ちさせるための使用方法をチェックしていきましょう。

きちんとメンテナンスをする

サングラスを長持ちさせるためには、「定期的なメンテナンスを行う」ことが非常に重要です。サングラスは使用中にどうしても汗などが付着しやすいものです。こうした汚れを落とすため、定期的に掃除を行いましょう。掃除をする際は、メガネ専用クロスを使ってレンズを丁寧に拭くことがポイントです。目の粗い布で雑に拭いてしまうと、レンズ表面に傷が付くおそれがあるため注意しましょう。

サングラスに付着した汚れは、水で洗うことも一案です。このとき、熱いお湯や洗剤の使用は避けましょう。これらはUVカットのコーティングが劣化してしまう原因につながるため、注意が必要です。アルカリ性や酸性はコーティングを損なう原因となるため、使用はおすすめできません。どうしても汚れが気になる場合は、中性洗剤を少しだけ使って洗いましょう。また、メガネの販売店でフレームを調整してもらうことも、メンテナンスの一環として大切です。ネジなどでパーツが固定されているサングラスの場合、使用するなかでネジがゆるんでしまう可能性があります。このようなときは、メガネの販売店に持っていくことで、修理・調整してもらうことが可能です。1年に1度を目安に調整してもらうよう心がけると、良い状態をキープできるでしょう。

保管方法に気をつける

サングラスを長持ちさせるうえで、重要になるのが日頃の「保管方法」です。サングラスを使用したあと、そのまま棚やテーブルの上に放置してしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、サングラスは適当に放置すると、寿命を縮める原因につながります。サングラスは直射日光を避け、使わないときはケースに入れて保管することが基本です。また、サングラスは熱や湿気に弱いという特徴があります。そのため、温度や湿度が高い場所は避けて保管するようにしましょう。

特に注意したいのは、夏場の車内です。夏場は車内が高温になるため、サングラスを置きっ放しにしないよう気を付けましょう。湿度にも弱いため、サングラスを洗浄してすぐにケースに入れることも避けたほうが無難です。きちんと乾燥させてからケースに入れましょう。

新しいサングラスを購入するときのポイント

手持ちのサングラスが寿命だった場合、買い替えを検討することになるでしょう。新しいサングラスを購入する際はどのようなところに注目すれば良いのか、ポイントを見ていきましょう。

紫外線カット率

サングラスを購入する際、忘れずに確認したいのが「紫外線カット率」です。基本的には紫外線カット率99%以上、紫外線透過率1.0%以下のものを選ぶようにしましょう。なお、サングラスでまぶしさを軽減したい場合は、可視光線透過率が低いものを選ぶことをおすすめします。

レンズの色

サングラスのレンズには、さまざまな色があります。サングラスを購入する際に覚えておきたいのが、レンズの色の濃さと紫外線カット効果の関係性です。色が濃いレンズはまぶしさを軽減できるものの、紫外線カット効果が特別高いというわけではありません。あくまでもまぶしさの軽減に役立つものだと認識しておく必要があります。サングラスの色によって変化するのは、主に見え方です。シーンごとに適した色が異なるため、用途や目的に合わせてレンズを選びましょう。

たとえば、夕方や夜間の使用であれば、強い短波長を遮るイエローやオレンジ系のレンズがおすすめです。アウトドアでの利用なら、自然な視界を保ちやすいグレーやグリーン、また視界のトーンを下げるブルーなどのレンズを選ぶと良いでしょう。おしゃれな印象を演出したい場合は、ファッション性の高い赤やピンクなどのレンズがおすすめです。

サイズ

サングラスはサイズも重要なポイントとなります。サイズの合っていないサングラスの場合、隙間から紫外線が入り込む原因になることがあります。しっかりとフィッティングを行い、サイズが合うものを選ぶことが重要です。なお、紫外線は上からだけではなく、地面に反射して下からの照り返しもあります。この照り返しを防ぐためには、レンズが大きめのサングラスを選ぶことがおすすめです。大きめのレンズであれば、それだけ広い範囲をカバーできます。

新しいサングラスで紫外線をカットしよう!

サングラスには寿命があります。使用年数をチェックし、定期的にメガネの販売店で見てもらうなどして寿命を把握することが大切です。寿命が来る前にサングラスを買い替えることで、紫外線からしっかりと目を守ることができます。OWNDAYSではおしゃれなサングラスを豊富に取り揃えております。店舗とオンラインストアの両方で使える、デジタルギフトチケットを利用することもおすすめ。新しいサングラスを購入して、紫外線を効果的にカットしましょう。

記事一覧に戻る
TOP

TOP